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2018.10.16

アンチウィルスソフトの効果と情報セキュリティ知識の重要性

ウィルスからパソコンを守るアンチウィルスソフト

さて、みなさんは「アンチウィルスソフト」というものをご存知でしょうか。 簡単に説明するとパソコンをウィルスから守るソフトのことです。 このアンチウィルスソフトをパソコンに入れておけばセキュリティは安心、と考えている人は少なくありません。しかし、アンチウィルスソフトでは、数多くあるサイバー攻撃をすべて検知することはできず、全体の45%ほどしか守ることができないと言われています。

なぜ45%しか守れないのか?

その理由はウィルス(悪意のあるソフトウェア)がお金儲けのための1つの産業となっているからと言われています。サイバー犯罪者はウィルスを作成・使用してウィルスに感染したパソコンの所有者からお金を奪い取り、それがビジネス化しているのです。犯罪者もコストをかけて巧妙化・高度化してアンチウィルスソフトでは対応できないウィルスを作成・使用しています。そして、1日に100万個以上のウィルスが作成されていると言われており、セキュリティ会社でも対策が間に合っていないのも守れない原因と言われています。

アンチウィルスソフトだけではすべてのウィルスは防げない

ビジネス化しているサイバー犯罪からパソコンを守るにはアンチウィルスソフトだけでは足りない時代になってしまいました。今までは「アンチウィルスソフトが入っているから安心」と考えていたものを、アンチウィルスソフトが入っていてもウィルスに感染するかもしれないと考えを改める必要があります。情報セキュリティにおいて大切なのは知識と社内での情報共有などサイバー犯罪に対して皆で注意していくことです。今一度、みなさんの会社で情報共有などをしてサイバー犯罪について知識を深めてみてください。